ディスクロージャー

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共済事業のご報告

 埼玉県民共済の独自共済である、「新型・県民共済」「医療・生命共済」「生命共済」の加入者数は1,509,324人、全国生協連から受託しているこども共済(220,443人)や熟年型共済(594,088人)、その他の共済等を合計いたしますと、当期末(2023年7月末)現在、2,822,414人(件)の方が埼玉県民共済が扱う共済にご加入いただいております。
 また、県民共済では各共済ごとに決算を行い、払い込み掛金からお支払いした共済金や必要な経費等を差し引いた後の剰余金は、割戻金として払い込み掛金に比例して、各共済の決算期末現在のご加入者にお戻ししております。割戻金が掛金に占める割合は、新型コロナウイルス感染症第6波・第7波により、大変多くの共済金をお支払いしたため、2023年7月決算の「新型・県民共済」「医療・生命共済」「生命共済」が20.20%、2023年3月決算の全国生協連が元受の共済は、生命共済プラス型は13.47%、熟年型共済は20.75%となり、こども共済は割り戻しを行うに至りませんでした。また、新型火災共済は20.00%の実績となりました。

掛金を100%還元する「夢の共済」をめざして

 埼玉県民共済は多くのご加入者様のご協力により、おかげさまで節目の第50期(2022年8月1日~2023年7月31日)を終えることができました。埼玉県民共済が独自に運営している「新型・県民共済」「医療・生命共済」「生命共済」の期末時点の加入者数は合計で、1,509,324人となり、2022年度の決算では、みなさまから払い込みいただいた正味掛金収入は、457億79百万円となりました。第1四半期(8月~10月)には、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株などの猛威(第7波)によって、ご請求が多くなりお電話がかかりづらい等のご迷惑をおかけしたり、またご請求の集中によりお支払いする共済金が払い込みを受けた掛金を上回る瞬間があったものの、1年を通してお約束した共済金を滞りなくお支払いさせていただくことができました。

 第50期(2022年度)は、延べ277,237人(件)の方々に正味支払共済金として353億6百万円をお支払いさせていただきました(正味支払共済金÷正味掛金収入=給付率は77.12%)。このように、多くの共済金をお支払いしたことで例年より少なくはなってしまいますが、ご加入者のみなさまへ少しでも割戻金をお戻しできるように、物件費や管理費等の事業費を極力小さく抑えることに努めた結果、割戻金として払込掛金の20.20%(給付率と合わせると還元率は97.32%)をお戻しさせていただきます。

 「私たちの『事業使命』は共済金をお支払いすること、そしてお預かりした掛金から共済金をお支払いし、残った剰余金は少しでも多く割戻金としてご加入者様にお戻しすることが『事業姿勢』である」との考え方は、1973年の創業以来不変です。さらに役職員が一丸となって努力を続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。




 埼玉県民共済が100%出資する関連会社において、埼玉県民共済と同じ考え方に基づいて、営利を目的にすることなくご加入者の生活文化の向上を図るための事業を行っております。

㈱県民共済総合サービスでは、服地もデザインも選べる高品質、低価格のオーダースーツを販売しており、2022年度は33,507着のご注文をいただきました。また、組合員向けの生活改善事業として、有名メーカーのダイニングセット・ソファ・ベッド・羽毛布団・エアコン・ガス給湯器・ガスレンジなどの取り扱いも開始し大変好評をいただいております。
㈱県民共済住宅は、設計・建設住宅性能評価と耐震性能も最高等級の3を取得し、安心・安全で高品質な注文住宅をご提供し、2022年度の新築完成実績は、1,074戸となりました。

 今後とも役職員一同、ご加入者のみなさまの立場に立ったサービスの充実と向上に一層努めてまいります。みなさまの変わらぬご支援とご協力をお願い申しあげます。