私が家づくりをはじめたとき、最初に考えたのは予算でした。

学生までは実家で暮らしていて、社会人になってからは賃貸で一人暮らしをしていましたので、自分の家を建築するということ自体、もちろんはじめての経験でした。

家づくりをすることで、将来のことを考える時間がもて、お金の知識が少しついたことは、振り返ってみると家づくりをするひとつのメリットでした。

家づくりの予算を考えるとき、どんな情報が必要でしょう？

① 家づくりに使えるお金が手元にいくらあるのか？
② 住宅ローンは最大いくらまで借りることができるのか？
③ 家を建築するとどれくらい金額がかかるのか？
④ （土地からお探しの場合）希望の地域で土地を買うにはどれくらいかかるのか？

私にとってこれらの情報収集が家づくりの第一歩でした。

今回はこの４つのポイントについてお話してみたいと思います。

まず、①「家づくりに使えるお金が手元にいくらあるのか？」です。

貯金額見ればいいんじゃないの？簡単じゃない。

そう考えがちなのですが、実はこれが一番難しい情報収集です。

例えば、貯金が300万円あったとして、家づくりの頭金にそのお金をすべて使えるのか？

それを判断するには、将来について少し考える必要があります。

これはお客様お一人お一人にとって条件が異なりますし、やろうと思えば、いくらでも細かく見ていくことも出来ます。

FP（ファイナンシャルプランナー）に相談したり、ご自身で将来の収入や支出を想定しながらじっくり計画を立てる方もいらっしゃいます。

ただ、最低限必要なことは、手元にいくらお金を残しておく必要があるかを見定めることです。

なにかあった場合に備え、このくらいは手元に残しておきたい・・・。とか、もうすぐ子供が生まれるから出産費用でこのくらい必要・・・。など、むこう１０年くらいを見据えて、必要な費用は手元に残されるほうが良いでしょう。

それらを差し引いて、「住宅建築に使える資金」を見極めましょう。

次に、②「自分は住宅ローンで最大いくらまで借りることができるのか？」です。

こちらについては、一般的に年収の６倍～８倍と言われています。

例えば、年収400万円の方の場合、2,400万円～3,200万円程度となりますね。

しかし、これはあくまでも「借入可能な最大額」の目安に過ぎません。

金融機関によってはこれ以上の借入が出来る可能性もありますし、借りる方の状況（借入状況や就業状況やご年齢など）によっては目安まで届かないケースもあります。

また、住宅ローンを借りる場合、最大額よりも、無理のない返済額であることが大切です。

例えば3,200万円を35年ローンで借りる場合、月々の返済は約84,000円になります。

これを35歳でローンを組んだとすると、70歳までこの金額を返す想定になります。

この返済額がご自身にとって余裕をもって返せる金額かどうかというところをしっかりと確認することが必要です。

もちろん、返済の途中でローンの一部を繰上返済して借入期間を短くすることもできますから、場合によっては繰上返済の計画も含めて無理なく組み立てるほうが良いかと思います。

県民共済住宅の注文住宅は、お客さまの予算に無理なく高品質な住宅に長くお住み頂きたいということを考えた家づくりです。

初回の住宅相談では弊社の高品質な標準装備をショールームでご覧いただき、その日のうちに家づくりに必要な概算金額をお伝えしますので、住宅相談にご来店いただければ、このことを実際にご理解いただけるのではないかと思います。

また、住宅ローンについてご不明点がある場合、提携ローン担当者が質問にお答えいたしますので、住宅相談の際やお電話などで、お気軽にお尋ねください。

（ただし、土日祝日などは提携ローン担当が不在の場合がございますので、後日のお返事となる場合もあります。）

続いて、③「家を建築するとどれくらい金額がかかるのか？」です。

これについては簡単です。

埼玉県内にご建築でしたら、弊社の住宅相談にお越しください。

その日のうちに家づくりに必要な概算金額をお知らせいたします。

住宅相談は予約制で、web（こちら）から簡単にご予約可能です。

最後に、④「希望の地域で土地を買うにはどれくらいかかるのか？」です。

こちらについては、その地域を知る不動産会社様に聞くのが良いでしょう。

弊社では、地域ごとにいくつかの不動産会社様に、弊社の家づくりや土地購入から建築までの流れ、住宅ローンの手続きについてご理解いただいています。

住宅相談にご来店いただきましたら、それらの不動産会社様の一覧をお渡しさせていただくこともできますのでお申しつけください。

2021年もあと数日ですね。良い年をお迎えください。

埼玉で家を建てるなら、県民共済住宅。